恐怖探偵団と学校の七不思議
「鳳先生、これは一体何ですか?」

廊下にツタが現れて幽霊を捕え、音楽を奏でて霊を追い払い、動物の姿をした幽霊が加勢してくれている。映画のような光景に麗奈はただ戸惑っていた。みずきと日向は微笑む。

「麗奈ちゃんにも、私たちにも、霊感があるの。そして、霊を祓うことのできる異能力もあるわ」

「異能力はね、人によって違うんだ。僕はね、別空間を作り出すことができるんだよ!」

日向はそう言った後、「異能力・絶頂パティシエール!」と言った。刹那、学校にいたはずの麗奈は不思議な空間に立っていた。足元一面はクッキーでできており、空には綿飴の雲が浮いている。チョコレートでできた木、ゼリーが流れる川、何もかもがお菓子でできている。

「すごい……」

麗奈が呟くと、みずきと日向は顔を見合わせて笑う。そして、お菓子でできた空間からまた学校へと戻った。目の前の景色を見て、麗奈は「えっ!?」と驚く。幽霊が全て消えていた。

「何で、あんなにたくさんいたのに……」
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