凸凹だっていいじゃないか
「〜〜〜。じゃあ中間テストも、がんばりまっしょう! 号令お願いしまーす」

 先生のこの言葉で、一気に現実へ引き戻される。
 ……ぎゃ。
 明日からテスト勉強期間に入るため、放課後の応援団の練習はない。
 部活もないのだけれど……応援団優先だったから、部活に1回も行っていなかったりする。

 そんなことを思いながら、号令に合わせて礼をした。

 テスト勉強ねぇー……もうヤダ。
 最近返却された模試の結果も、悲惨なことになっていた。
 結果用紙を薄く開いて、すぐに閉じたのは最近のことである。
 特に数学。半分以上が時間の都合で空欄だ。
 もうこりゃ、大先生・百合乃さんの教えを乞いますか。

 私は、努力することが苦手だ。
 一部覚えているところを延々と読み続けるのは、とてつもない苦痛。
 めんどくさがりの私は、6年生3学期までテスト勉強を本気でしたことがなかった。
 3学期に杏奈への感情に気が付き、隣で並べるよう本気でやってみたのだ。
 すると、算数は90点代までいけたが、国語の漢字が59点……。ぐぇ。
 地に沈んだのは、記憶に新しい。
 ちなみにうちの小学校のテストは、平均70点台、100点は学年に2人いればいい方という鬼難易度だ。
 我ながら、杏奈パワーの爆発力は凄まじかったと思う。

 ピロティーでの勉強会を決意したところで、教室に着いた。
 着替えて、準備して……体育は、帰ったあとも忙しいのだ。
 ふと、次の時間割を見ると。
 oh……4限、数Iだった。
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