やめて先輩、私の平穏返してよ!
―んー、行きづらい。

三年生ー。


「…後ででいいかなぁ。」

「あれ、菜々ちゃん?」

「!朝日先輩!」

「どうしたのー?」


安心する。

よかった。


「輝先輩、いませんか?」

「…透乃?

珍しいね。」


…たしかに。

先輩から見たらそうかも。


「タオル、貸していただいて。

返したいんですけど。」

「…透乃がね。」


先輩ちょっと驚いてる?

…あ、そっか。輝先輩、他人に興味…。

…。


「いますか?」

「んっとね…あーいた。呼んでくるね。」


…えっと。



「朱里。」

「!先輩。

タオル、ありがとうございました。」

「…マシになった?」


他人に興味ないわりに…心配?とかするよねぇ。

人気な理由ってこういうところなのかな?


「はい、ありがとうございました。」

「そう、本番は忘れないようにな。」

「そうですね、ちゃんと確認してきます。

じゃあ、お疲れさまでした。」

「ん。

お疲れ。」


今回は女子いなかった…?

珍しい。

みんな予行で疲れたのかなぁ。



まぁ、思ってたより何もなかったかなぁ。

本番も何もないといいなぁ。
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