やめて先輩、私の平穏返してよ!

体育祭

―「本番、だぁ。」

「本番だよー?

頑張ろうね。」

「うん。」


優佳すっごいやる気。

…予行よりもいい天気だし。


「雲一つないじゃん…。」

「ね、いい天気!」

「ねー。」


まぁ、今日はちゃんと日よけ持ってきたし!

輝先輩にも言われちゃったしね。



まぁ?私の今日の本命は応援だし!

選抜の本番楽しみだなー!



―「…。」

「菜々葉ー…。」

「ほんっとに走りたくないのー。

なんで毎年リレーは欠かせないの?」


あんなの恐怖でしかないじゃん!

一人ひとりの重荷が…!

バトンパスミスも怖いし、目立つし!

抜かされるのも怖いし!!



やりたくないよ…。



―「お疲れー。

頑張ってたじゃん菜々葉。」

「そりゃあ…、やるってなったら頑張るけど…。」

「うんうん。」


もう無理ー。

自分の体力の無さを痛感する…。


「はぁ…。」
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