やめて先輩、私の平穏返してよ!
―終わっちゃったぁー。

先輩たち早かったなぁ。



…日陰行こう。

日向にずっといるんじゃなかった。


「…暑ーっ。」

「…朱里。」

「あ、輝先輩…お疲れさまです。」

「見てたんだ。」

「はい、朝日先輩もいるし。

優佳どこか行っちゃって…。」


…って、やっぱり気づいてたんだ。

なんか、気まずいよ…!


「…顔赤。

水分取ってんの?」

「へ?

あ、はい…。」


取ってるけど…あ、優佳と別れてから飲んでない。

取らないと。


「あ、でも今日は日よけ持ってきましたよ!」

「…ん。

…でも顔赤すぎ、保健室行くよ。」

「え、いや…大丈夫です!」


…なんで、そんな急に…!

赤くなるのなんて、いつものことだし!

このままじゃあ、連れてかれちゃう。


「…倒れるよ。」

「大丈夫です、赤くなるのは…いつものことなんで!」


一瞬先輩は考えるような仕草をしたあとに…


「…わかった。」


と言って戻っていった。



な、なに?
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