傷付いた心を癒すのは 〜男性が苦手な私の心を癒してくれたのはお隣さんでした〜
(たまには、セレクトショップとかレストランとかに卸す商品の企画がやりたいな……)

 最近は介護や医療といった、少しお固めの案件が続いている。決してやり甲斐がないわけではないけれど、命に関わる商品を扱う分、神経を使う。

 私がいる部署は企画部という名ではあるけれど、実際の仕事は発注処理といった営業補佐の仕事が七割だ。
 だから、こういった神経を磨り減らす案件はたくさん持ちたくないのが正直なところだった。

(選り好みしている暇もないし、やるしかないけど……)

 今日は残業確定だろうなぁ、と気合を入れて積み上がった資料に手を伸ばす。

 まずは発注処理が滞りなく進んでいることなどを確認し、自社の取り扱い商品の中から先方が求める商品と照らし合わせながら資料を作っているときだった。
 隣で電話応対をしていた井上さんから、至急彼女から押し付けられた総合病院の件で確認をしてほしいと告げられた。

「どうも発注したものと違うものが届いてたみたいで。その確認と、先方への連絡をお願いできますか?」
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