傷付いた心を癒すのは 〜男性が苦手な私の心を癒してくれたのはお隣さんでした〜
「え、でも、この案件は……」
(ピンチヒッターでさっき入ったばかりなのに……?)
過去の発注ミスは明らかに彼女の落ち度だ。それに、先方には私が窓口になったことを知らせていないままである。
あくまで社内的な処理を手伝っているにすぎないというのに、彼女は我関せずといった態度だった。
「井上さ……」
「すみませ〜ん、次会議なので。何かあれば、営業の佐久間さんと処理してくださーい」
私の言葉を遮り、さっさと資料を持って席を立つ彼女がふんっとそっぽを向く。
きっと、まだ朝のことを怒っているのだろう。私に案件を押し付けてきたのは朝の仕打ちだということに気付いて溜め息をついた。
(仕方ない。今は私で処理しないと……)
仕方なく受話器を取り、先方担当者に電話をかける。すると、出て早々に罵声を浴びせられた。
『この前、お願いしたパウチが届いてない! おまけに、わざわざアレルギー対応のものをお願いしたのに、普通のパウチが届いている。間違って提供したらこちらの責任問題になるんだぞ。わかっているのか!? これだけ重大なことをしでかしているのに、いつも担当している佐久間って営業も全然電話に出ないし……。発注担当の井上って子も、いつも対応が適当で……。メールもすぐに返してくれないしミスも多いし……。あんたが新しく担当になったのなら、そこのところを踏まえてミスがないようにこれからはお願いしたいね』
(ピンチヒッターでさっき入ったばかりなのに……?)
過去の発注ミスは明らかに彼女の落ち度だ。それに、先方には私が窓口になったことを知らせていないままである。
あくまで社内的な処理を手伝っているにすぎないというのに、彼女は我関せずといった態度だった。
「井上さ……」
「すみませ〜ん、次会議なので。何かあれば、営業の佐久間さんと処理してくださーい」
私の言葉を遮り、さっさと資料を持って席を立つ彼女がふんっとそっぽを向く。
きっと、まだ朝のことを怒っているのだろう。私に案件を押し付けてきたのは朝の仕打ちだということに気付いて溜め息をついた。
(仕方ない。今は私で処理しないと……)
仕方なく受話器を取り、先方担当者に電話をかける。すると、出て早々に罵声を浴びせられた。
『この前、お願いしたパウチが届いてない! おまけに、わざわざアレルギー対応のものをお願いしたのに、普通のパウチが届いている。間違って提供したらこちらの責任問題になるんだぞ。わかっているのか!? これだけ重大なことをしでかしているのに、いつも担当している佐久間って営業も全然電話に出ないし……。発注担当の井上って子も、いつも対応が適当で……。メールもすぐに返してくれないしミスも多いし……。あんたが新しく担当になったのなら、そこのところを踏まえてミスがないようにこれからはお願いしたいね』