傷付いた心を癒すのは 〜男性が苦手な私の心を癒してくれたのはお隣さんでした〜
そう言ってリーダーが向かった先は営業部だ。
リーダーは片瀬さんのデスクに近付くと、ちょっといいかと彼をフロアの端にあるフリースペースに呼びつけた。
「実は佐久間が受け持っている総合病院の案件でトラブルが起きた。アレルギー対応用のパウチではなく、通常用のパウチが搬入されていたらしい。うちの倉庫に余剰はなく、メーカーには問い合わせ済み。ただ、こちらに今日は運び込めないと言われていてな。静岡の倉庫に直接取りに来るのであれば対応できるとのことなんだが……」
「……わかりました。私で取りに行ってきます。直接病院に運ぶ形で大丈夫でしょうか?」
「話が早くて助かる」
「いえ。こちらこそ、お手間をとらせてしまってすみません」
彼がミスをしたわけでもないのに、深々とお辞儀をする姿を見て胸を痛める。
私も謝ると、リーダーがフッと笑った。
「お互い、手の掛かる後輩を持つと大変だな」
「確か……元々は井上さんの案件なんでしたっけ?」
「はい。ですが、手が回らないとのことで先ほど案件を引き取ったばかりで……」
「ま、井上にはしっかり言っておくから。いまは目の前のことに二人とも集中してくれ」
「はい」
「……はい」
リーダーは片瀬さんのデスクに近付くと、ちょっといいかと彼をフロアの端にあるフリースペースに呼びつけた。
「実は佐久間が受け持っている総合病院の案件でトラブルが起きた。アレルギー対応用のパウチではなく、通常用のパウチが搬入されていたらしい。うちの倉庫に余剰はなく、メーカーには問い合わせ済み。ただ、こちらに今日は運び込めないと言われていてな。静岡の倉庫に直接取りに来るのであれば対応できるとのことなんだが……」
「……わかりました。私で取りに行ってきます。直接病院に運ぶ形で大丈夫でしょうか?」
「話が早くて助かる」
「いえ。こちらこそ、お手間をとらせてしまってすみません」
彼がミスをしたわけでもないのに、深々とお辞儀をする姿を見て胸を痛める。
私も謝ると、リーダーがフッと笑った。
「お互い、手の掛かる後輩を持つと大変だな」
「確か……元々は井上さんの案件なんでしたっけ?」
「はい。ですが、手が回らないとのことで先ほど案件を引き取ったばかりで……」
「ま、井上にはしっかり言っておくから。いまは目の前のことに二人とも集中してくれ」
「はい」
「……はい」