傷付いた心を癒すのは 〜男性が苦手な私の心を癒してくれたのはお隣さんでした〜
 リーダーが直接話を通してくれたこともあり、スムーズにこのあとの段取りが決まっていく。
 このあと私がしなければならない仕事は今日中に提案書を完成させることだ。
 今から提案書だけに注力して手を動かしたとしても定時近くまでは掛かるだろう。
 今日も一日が長くなることを察して頭が痛くなった。

「水嶋さん。パウチを引き取ったら、一度ご連絡しますね」
「わかりました。急に忙しくなってしまって申し訳ないのですが……よろしくお願いします」
「気にしないで。では、また」

 彼と別れ、自席に戻って提案書を作成していく。息をつく間もなく、無心に対応し続けて三時間。
 やっと資料が完成したところで、またしても病院から電話がかかってきた。

『今度は経口補水液の種類が間違ってるんだけど!?』
「も、申し訳ございません……」
『運ぶ時に検品しないわけ!? そっちも今日中に持ってきて』

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