傷付いた心を癒すのは 〜男性が苦手な私の心を癒してくれたのはお隣さんでした〜
「倉庫に確認してみます。ですが、弊社内に在庫がなく、メーカーにも在庫がない場合は難しいかもしれません」
『は? それをなんとかするのがお宅の仕事でしょ。パウチも経口補水液も明日の朝には出さなきゃならないんだ。日付が変わってもいいから持ってきて』
有無を言わさぬ勢いで電話が切れ、途方に暮れてしまう。
(また倉庫に電話しないと……)
対応する手順はパウチのときと同じだ。
倉庫に電話を掛けたら、幸いにして経口補水液の余剰分はあるとのことで、私は急ぎ過去の発注書を確認すると、倉庫担当に必要な数を伝えた。
『こちらは、どなたが取りに来ますか?』
「私が取りに行きます」
『わかりました。もう一度、お名前と部署名を』
既に十六時を回っている。
そのため、私が取りに行っても倉庫は閉まっている。受付で弾かれないように、話を通してくれるとのことで安堵したのと同時に、隣からキャッキャと楽しそうな声が聞こえてきた。
「もう〜、御田さん。またですか〜?」
さっきリーダーから呼び出されていたように思うけれど、井上さんはいつもと変わらない様子で笑っている。
メンタルが強いというか、なんというか……。
こっちは彼女から押し付けられた爆弾で困っているというのに。
『は? それをなんとかするのがお宅の仕事でしょ。パウチも経口補水液も明日の朝には出さなきゃならないんだ。日付が変わってもいいから持ってきて』
有無を言わさぬ勢いで電話が切れ、途方に暮れてしまう。
(また倉庫に電話しないと……)
対応する手順はパウチのときと同じだ。
倉庫に電話を掛けたら、幸いにして経口補水液の余剰分はあるとのことで、私は急ぎ過去の発注書を確認すると、倉庫担当に必要な数を伝えた。
『こちらは、どなたが取りに来ますか?』
「私が取りに行きます」
『わかりました。もう一度、お名前と部署名を』
既に十六時を回っている。
そのため、私が取りに行っても倉庫は閉まっている。受付で弾かれないように、話を通してくれるとのことで安堵したのと同時に、隣からキャッキャと楽しそうな声が聞こえてきた。
「もう〜、御田さん。またですか〜?」
さっきリーダーから呼び出されていたように思うけれど、井上さんはいつもと変わらない様子で笑っている。
メンタルが強いというか、なんというか……。
こっちは彼女から押し付けられた爆弾で困っているというのに。