黒い羊と無菌狂
ダダダダダ!

?
『マユ!撃っちゃダメ-----!!!!』

ミオネ
「?!」



透き通った声が響き、私の前に誰かが走ってきた。

次の瞬間、紅い光が三日月を描き、私はまぶしさで視界を奪われた。

バシュッ!!

ミオネ
「まぶしい…!!」

……………?!

…………。

……。



ようやく私の視界が戻ってきた。

ミオネ
(あぁ…ここが天国…それとも地獄…?)

私を消したマユは悪くないから、罪悪感なんか持たずに生きていってほしい。

”無菌”に狂った現世では、マユの行動こそ”正義”なんだから。

マユ
『あ……あ……!』

ミオネ
(あれ?マユの姿が見える…おかしいな…私はあの世へ行ったんじゃ…?)

ガク…ガク…!

ミオネ
(ねぇマユ?そんなに震えてどうしたの…?)

チカッ、チカッ、

ミオネ
(あぁ、狙いを外しちゃったのね。ホラ、私は動かないから、今度こそ…。)
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