黒い羊と無菌狂
スタッフ
『リーリヤさん、確かこの丘の方に……む?!アイツラ ハ…?』

スタッフの1人が私たちを見つけると、穏やかだった表情が一変した。

『イタゾ…!人狼 ノ 生キ残リ ダ…!』

『ウォォォォォ!!』

スタッフたちは、雄叫びとともにハンドドライヤーを構えて突進してきた。

彼らの後ろには、お祭りの”元”客=村人たちも続いていた。

『2人トモ バイ菌 ダ!消セ!』

ミオネ
(”2人とも”…ですって?!)

「待って!人狼は私だけだよ!マユは違……!」



『アイツ ダケ 〇クチン ヲ ”1回シカ” 接種シテナイ ゾ!』

『5回目 ノ ワクチ〇 ヲ 接種シテナイ 者 ハ 病原菌 ダ!!』



ミオネ
(あぁ…そういうことかぁ……。)



チカッ、チカッ、

『総員 構エロ!今度コソ 病原菌 ヲ 逃ガスナ!』

ジャキッ!

マユ
『ひイッ?!』

チカッ、チカッ、

ミオネ
(やっぱり…ニンゲンの狂気に…終わりなんて…ないんだ……。)
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