再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛から逃げられない~
「ねぇ、私も美桜ちゃんと呼んでもいいかしら?」
唐突な申し出に目を見開きながらも、頷いた。
「はい、もちろんです」
「よかった。私のことも緑って呼んでね」
人懐こい笑顔を浮かべる。
緑さんは私より五歳年上だけど、すごく可愛らしい人という印象を受けた。
栗色のショートボブに大きな二重の瞳。
その瞳でじっと見つめられると、吸い込まれてしまいそうだ。
そんな緑さんに社内を案内されながら、説明を受けた。
『水上テザイン事務所』は、建物のデザインから企業のホームページ作成、商品のパッケージまで幅広く手掛けている。
社員は二十人弱の小さな事務所だけど、大きな商業施設を手掛けてから業界内でも注目されているらしい。
中でも副社長の空間デザイナーとしてのセンスが抜群だという。
見た目は硬派だけど、中身は少し軽め、仕事をさせれば一流。
不思議な魅力を持つ人だというのが、緑さんの話を聞いて分かった。
また、社長はユーモアのある人らしい。
リフレッシュ休暇や家族サービス休暇を設けていると言っていた。
『社員がいい仕事をするには、働きやすい環境を作るのことが大切だ』
これが言うのが口癖らしい。
素敵な考え方で、あの社長なら言いそうな気がした。
一番最初に挨拶した人は、総務部長の金本大河さん。
四十代ぐらいの男性で、緑さんの直属の上司だ。
私にとっても上司となる人だと思うと、思わず背筋が伸びる。
唐突な申し出に目を見開きながらも、頷いた。
「はい、もちろんです」
「よかった。私のことも緑って呼んでね」
人懐こい笑顔を浮かべる。
緑さんは私より五歳年上だけど、すごく可愛らしい人という印象を受けた。
栗色のショートボブに大きな二重の瞳。
その瞳でじっと見つめられると、吸い込まれてしまいそうだ。
そんな緑さんに社内を案内されながら、説明を受けた。
『水上テザイン事務所』は、建物のデザインから企業のホームページ作成、商品のパッケージまで幅広く手掛けている。
社員は二十人弱の小さな事務所だけど、大きな商業施設を手掛けてから業界内でも注目されているらしい。
中でも副社長の空間デザイナーとしてのセンスが抜群だという。
見た目は硬派だけど、中身は少し軽め、仕事をさせれば一流。
不思議な魅力を持つ人だというのが、緑さんの話を聞いて分かった。
また、社長はユーモアのある人らしい。
リフレッシュ休暇や家族サービス休暇を設けていると言っていた。
『社員がいい仕事をするには、働きやすい環境を作るのことが大切だ』
これが言うのが口癖らしい。
素敵な考え方で、あの社長なら言いそうな気がした。
一番最初に挨拶した人は、総務部長の金本大河さん。
四十代ぐらいの男性で、緑さんの直属の上司だ。
私にとっても上司となる人だと思うと、思わず背筋が伸びる。