再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛から逃げられない~
スマホのアラームが鳴り、目を覚ます。
寝るのが遅かったせいで頭はぼんやりしているけど、朝ご飯を作るために起き上がる。

部屋を出て洗面所に行くと、浴室からシャワーの音が聞こえた。
ガラス越しにテツの影が見え、ドキッとする。

昨夜のこともあり、こんなところで鉢合わせするのも気まずい。
さっさと顔を洗うと、そのままキッチンへ向かった。

弁当と朝ご飯の準備に取りかかる。
昨日はかなり飲んでたみたいだから、朝ご飯はあっさりとした和食の方がいいかも知れない。
そんなことを考えながら、弁当箱にご飯を詰めていく。

みそ汁に入れる大根を切っていると、テツが濡れた髪をタオルで拭きながら、リビングへ入ってきた。
上半身裸で下はボクサーパンツだけ。
最初はなんて格好をしてるのと焦ったけど、今はもう見慣れた光景だった。
風呂上がりのテツは、いつもこんな感じだ。

「おはよ」

何事もなかったような顔でテツが言う。
昨日のことは覚えてないんだろうか。
私は平静を装いながら、声をかけた。

「おはよ。昨日、かなり飲んでだみたいだけど大丈夫なの?」

冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを取り出し、そのまま手渡した。
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