再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛から逃げられない~
そこまで、包み隠さず話してくれるテツの誠実さが伝わってくる。
堂島さん、あんなふうにはっきり言われていたのに、まだ諦めてなかったのね。
彼女は、思っていた以上に図太い人なのかもしれない。
「でも、あの日美桜が部屋にいてくれてよかったよ。アイツに俺の好きな人だって言えたから」
テツの表情がふっと緩む。
「これで本当に、美桜が彼女になってくれたらいいんだけど」
私の頬にそっとテツの手が添えられる。
「俺が好きなのは、昔も今も美桜だけだ」
真っ直ぐな瞳で紡がれた言葉に、胸の奥がギュッと締めつけられる。
テツはゆっくりと顔を近づけてきた。
距離が縮まるたび、呼吸が上手くできなくなる。
思わず目を閉じると、かすかに触れる吐息に、心臓が大きく跳ねた。
けれど、いつまで経ってもなにも起こらない。
別に期待していたわけじゃないんだけど、と頭の中で言い訳をしていたら、テツが小さくため息をついた。
「あのさ、そうやって無防備に目を閉じるなよ」
その声にハッとして目を開けると、テツは額を合わせてきた。
「俺を受け入れてくれてるって、勘違いしそうなんだけど」
そう言って、困ったように笑う。
嫌なら避ければよかった。
それなのに、私は目を閉じたまま動こうとしなかった。
どうしてそんなことをしたのか――もう、自分の中では答えが出ている。
堂島さん、あんなふうにはっきり言われていたのに、まだ諦めてなかったのね。
彼女は、思っていた以上に図太い人なのかもしれない。
「でも、あの日美桜が部屋にいてくれてよかったよ。アイツに俺の好きな人だって言えたから」
テツの表情がふっと緩む。
「これで本当に、美桜が彼女になってくれたらいいんだけど」
私の頬にそっとテツの手が添えられる。
「俺が好きなのは、昔も今も美桜だけだ」
真っ直ぐな瞳で紡がれた言葉に、胸の奥がギュッと締めつけられる。
テツはゆっくりと顔を近づけてきた。
距離が縮まるたび、呼吸が上手くできなくなる。
思わず目を閉じると、かすかに触れる吐息に、心臓が大きく跳ねた。
けれど、いつまで経ってもなにも起こらない。
別に期待していたわけじゃないんだけど、と頭の中で言い訳をしていたら、テツが小さくため息をついた。
「あのさ、そうやって無防備に目を閉じるなよ」
その声にハッとして目を開けると、テツは額を合わせてきた。
「俺を受け入れてくれてるって、勘違いしそうなんだけど」
そう言って、困ったように笑う。
嫌なら避ければよかった。
それなのに、私は目を閉じたまま動こうとしなかった。
どうしてそんなことをしたのか――もう、自分の中では答えが出ている。