再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛から逃げられない~
「うん。すごく可愛いよ。よく私の好みが分かったねと思うぐらい」
ワンピースに視線を落としながら答えると、テツは満足そうに微笑んだ。
「そっか。きっと、美桜に似合うだろうなと思って選んだから」
「……っ、ありがとう」
照れくさかったけど、こんなワンピースは持っていなかったので、すごく嬉しかった。
テツは私を甘やかしすぎている気がする。
なにか彼に返せたらいいんだけど……。
「そろそろ行こうか」
テツが立ち上がり、私の横に置いていた紙袋を手に取ると、左手を差し出した。
私はその手を取って立ち上がり、反対側の手でバッグを持つ。
こうしてテツと手を繋ぐのが、当たり前のようになっていた。
ロビーを抜け、エレベーターに乗り込むと、静かに上昇していく。
たどり着いた先は最上階、スカイラウンジを併設したイタリアンレストラン、『ミルジュ』だった。
「予約していた鳴海です」
「鳴海様ですね。お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
案内されたのは、窓際の半個室のテーブル席。
椅子に座ったままでも夜景を一望できる。
窓の外には街の光が無数に広がり、店内はピアノの生演奏が流れていた。
日常から切り離されたような贅沢な空間に、私だけが場違いな気がする。
だけど、ガラスに映ったドレスアップした自分の姿を見て、少しだけ勇気が持てた。
ワンピースに視線を落としながら答えると、テツは満足そうに微笑んだ。
「そっか。きっと、美桜に似合うだろうなと思って選んだから」
「……っ、ありがとう」
照れくさかったけど、こんなワンピースは持っていなかったので、すごく嬉しかった。
テツは私を甘やかしすぎている気がする。
なにか彼に返せたらいいんだけど……。
「そろそろ行こうか」
テツが立ち上がり、私の横に置いていた紙袋を手に取ると、左手を差し出した。
私はその手を取って立ち上がり、反対側の手でバッグを持つ。
こうしてテツと手を繋ぐのが、当たり前のようになっていた。
ロビーを抜け、エレベーターに乗り込むと、静かに上昇していく。
たどり着いた先は最上階、スカイラウンジを併設したイタリアンレストラン、『ミルジュ』だった。
「予約していた鳴海です」
「鳴海様ですね。お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
案内されたのは、窓際の半個室のテーブル席。
椅子に座ったままでも夜景を一望できる。
窓の外には街の光が無数に広がり、店内はピアノの生演奏が流れていた。
日常から切り離されたような贅沢な空間に、私だけが場違いな気がする。
だけど、ガラスに映ったドレスアップした自分の姿を見て、少しだけ勇気が持てた。