再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛から逃げられない~
からかわれているのは分かっている。
だけど、図星だったこともあって顔が一気に赤く染まる。
そんな私を見て、テツは目を丸くした。
「え、マジで?」
驚いたように呟いたあと、口元を手で押さえる。
「可愛すぎるだろ」
そう言って笑うテツに、ますます顔が熱くなった。
「もう、こっち見ないで」
顔を隠すように窓へ視線を向ける。
テツは一度、小さく咳払いして口を開く。
「前も言ったと思うけど、昔も今も美桜だけが好きだ」
私へ向けられた彼の真っ直ぐな想いに、胸がいっぱいになった。
最近は、テツのことを考えるだけで嬉しくなったり、不安になったり、苦しくなったりする。
私の心を揺さぶるのは、テツだけなんだと改めて思った。