再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛から逃げられない~
甘い同居生活の始まり
テツとの同居が始まって二週間が過ぎていた。
最初の頃は落ち着かなかったけど、今ではすっかりこの部屋での生活に馴染んでいる。

目覚めてすぐに、静かなキッチンに立ち、朝食の準備に取りかかった。

居酒屋で半ば強引に決まった同居の話は、すぐに現実になった。
テツの行動は想像以上に早く、心の準備をする間もなく話は進んだ。

彼に頼りすぎるのもよくないとは思ったけど、今はひとりで部屋にいたくなかった。
だから私は、流れに身を任せることにしたんだ。

五月の中旬、ようやくテツの部屋で新しい生活を始めることになった。
引っ越し業者は使わず、必要な荷物をスーツケースや段ボールに詰めては、何度も自分たちで運び込んだ。
仕事を辞めたこともあり、時間に余裕があったし、自分でできることはやりたかった。

少しずつ、私の荷物が増えるたびに、テツと一緒に住むんだという実感が湧いてきた。

彼が住んでいるのは、高級マンションの八階だ。
間取りは2LDKで、一部屋余っていたので、その部屋を使わせてもらっている。
もともとは、荷物置き場で段ボールしか置かれてなかったらしい。

私が快適に暮らせるように、テツがいろいろ買い揃えてくれた。
なにからなにまで気を配ってくれ、本当に感謝している。

モノトーンで統一されたリビングは二十畳ぐらいあり、置かれている家具はどれも高級そうに見えた。

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