国宝級イケメン御曹司はフェチの所為で恋愛できない
沙耶とありさはまたかと同時に振り向いて凍り付いた。

二人の内一人は副社長だったのだ。

ありさはすぐに鼻から下を手で覆った。でも

副社長は沙耶しか見ていないそれも腕を…

「君の二の腕綺麗だね。久々に魅力的な二の腕見せてもらった。奢るよ」

「「ええっ?」」

意味不明な圭介の言葉に沙耶と新之助の声が被る。

「ぷっ」と噴き出したのはありさだ。

「っ結構です。マスターご馳走様。兄に付けといて」

沙耶はそう言ってありさの手首を捕まえてドアにダッシュして消えた。

「あっ、ちょっと待って連絡先教えて」

珍しく圭介は彼女たちの後を追っていったが、外に出たらもういなかった。

新之助は呆れている。

「圭介、あれは何か新手のナンパ術か?それにしては滑っていたが…」

「違うよ、俺皆藤に言わせれば二の腕フェチみたいなんだ。女の二の腕が気になるんだ。でも彼女二の腕もだけど顔も綺麗だったな」

新之助は、はあっとため息をついた。

「ああ、二人ともスタイル抜群で二の腕ちゃんは品のある美人でもう一人は表情がくりくり変わる可愛い系の俺好み。お前が二の腕なんて変なこと言いだすから,変態2人組みたいに思われたじゃないか」

「ねえ、マスター彼女たちの素性分かるだろ?教えて」

「いくら大河内様でもお客さまのプライバシーはお話しできませんよ」

圭介は大河内の権力や情報網やすべてを使ってもさっきの彼女の素性を調べ上げる。

久々にめらめらと胸の奥から湧き上がる情熱を感じていた。
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