国宝級イケメン御曹司はフェチの所為で恋愛できない
同じバーのカウンターとは反対側のソファー席に、圭介は中学時代からの悪友の室田新之助(ムロタシンノスケ)と二人で飲んでいた。

ここに皆藤が加わればいつもの3人組で完璧なのだが、今日は皆藤は用事があって来られない。

「おい圭介、カウンターにいる女子2人組ちょっと良くないか?さっきから2~3組の男どもの誘いを断ってるぜ。俺達も参戦しないか?」

「うん、そんなにいい女?この頃いい女には当たっていないんだよな。こっちから行くのは面倒だ」

「でもさ、声かけて来るのはいまいちな女ばっかりじゃないか,行ってみようよ極上の二人だぜ」

「俺は一緒に行くだけだぜ、新之助が誘えよ」

そう言ってカウンターの方を見やった圭介は固まった。

ノースリーブの女性の二の腕に見惚れた。

筋肉質ではなく、でも上腕三頭筋がしっかりと張っていて肩からなだらかに続く二の腕が美しい。

圭介の理想の二の腕を久々に見た。

大学4年の時に友人達とホテルのプールに行って、そこで見た女子高校生らしき水着姿の女の子の美しい二の腕に魅せられて以来だ。

圭介は新之助を引っ張っていった。

こんなに積極的な圭介は初めて見たと、目を丸くする新之助

「ねえ、二人で飲んでるなら一緒に飲まない。僕達あっちのソファー席で飲んでるんだ。よかったらどう?」
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