国宝級イケメン御曹司はフェチの所為で恋愛できない
そして今日はブライダル用の写真撮影の日だ。

バーで遭遇した後、ばれていないかと心配したが何のことはなかった。

沙耶の地味子の変装が完璧だったのだ。

大河内エステイトリゾートのホテルに沙耶も秘書としてお供している。

ホテルにブライダルコーナーを設ける事になり3カ所のホテルに新しくチャペルを作った。

そして5カ所のホテルにブライダル相談コーナーを設け本格的にブライダル産業に乗り込もうとしているのだ。

それのカタログやHPに乗る写真だ。

ありさは気合が入っている。

なのにモデルの内山里佳子が来られなくなったと言ってきたそうだ。

なんでもWブッキングしてしまって明日の午後からに変更できないかと言ってきたのだそうだ。

「沙耶、副社長明日の午後からに変更できないかなあ?」

「それは無理よ。明日の午前中の便で沖縄に発つ事になってるのよ」

「ええ~、内山里佳子の事務所呪ってやる」

「こわっ、でもどうしよう副社長珍しくやる気満々なんだけど…中止なんて言えないわ。ありさ言ってきて」

「沙耶が言えないのに私が言えるわけないじゃん。そうだ閃いた!ちょっと沙耶来て来て」

そう言ってありさは沙耶の手を引っ張って花嫁控室に連れて行く。

ヘアメイクさんもスタンバっている。
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