国宝級イケメン御曹司はフェチの所為で恋愛できない
「さあ、沙耶これに着替えて沙耶がモデルなら言うことなし」

「ちょっと何言ってんのよ。私なんか無理よ。ありさってば」

「メイクさん彼女素がばっちり綺麗だから、清楚な花嫁で行きたいわ。メイクもナチュラルで髪の毛はアップにしてテイアラを飾りたい。ちょっとレトロだけどオードリーヘップバーン風に」

「わかりました。気品のあるお顔と抜群のスタイルですからどんなふうにでもできますね。ちょっとかわいくしてもいいですね」

メイクさんは沙耶の眼鏡を取りお団子の髪をときながらノリノリで言った。

「うんいいわね。その路線で室内撮りは行こうか。お庭ではこっちのミニのドレスだからコケテイシュな感じがいいかも」

「ありさ、いい加減にしてよ」

「沙耶お願い。神様仏様沙耶様助けて絶対会社の人にはわからないから」

もう仕方がないとあきらめて沙耶はされるがまま、副社長は突然いなくなった秘書にきっとお冠だ。

ノースリーブでハイネックのストンとしたウエデイングドレスは首からデコルテが美しい沙耶によく似合っている。

ありさは“オードリーヘップバーンも顔負けよ“と能天気な事を言っている。

副社長の支度ができたと言う連絡が着て沙耶がブーケを持たされて連れて行かれる。

「ねえありさ、この感じならこんな可愛いブーケじゃなくて、カラー3本くらいさらっとリボンでまとめた物の方が良くない?」

「うん、さすが沙耶ロビーの花屋に行ってすぐに用意してくるから先に副社長の所に行って待ってて」

そう言うと駆けだして行った。

沙耶は仕方なくこわごわと副社長の待つ控室に入って行った。
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