AI暴走教室
地下室


教室でしばらく休憩した後、私と良は1階の職員室へと戻ってきていた。
そこには一志と佳代がいて、ふたりでなにかを探してるようだ。
「夏季ちゃん!」
佳代がすぐに気がついて駆け寄ってくる。
「佳代、目が覚めたんだね?」
「うん。夏季ちゃん大丈夫だった?」
「なんとか平気」
そう言って額ににじむ汗を手の甲でぬぐう。
さっきまでの緊張感のせいでまだ体は変調をきたしたままだったが、もうふらつくことはない。
「佳代は体大丈夫なの?」
「うん。少し眠ったら良くなったよ」
本当に顔色は良さそうでホッとする。
病弱な佳代に無理はさせたくなかった。
「今AIについて調べてたところなんだ」
< 101 / 171 >

この作品をシェア

pagetop