AI暴走教室
アクリルの箱に触れて真四角のいびつな機械に見入っている。
「これが学校中のAIを制御しているの?」
「あぁ、間違いない」
「それじゃ、これを壊すことができれば外に出られる?」
「おそらくは」
ようやく見つけたコア二良が興奮しているのがわかる。
その頬が赤く染まり、コアから目を離せないでいる。
「よし! それじゃこの箱が壊せるかどうかやってみるか」
一志はそう言うと同時にアクリルの箱へ拳を突き出していた。
ゴンッと鈍い音が響くが、アクリルの箱に傷はついていない。
持ち上げてみようと思っても箱の下はコンクリートの床と一体化しているようで持ち上げることもできない。
「どこかに開ける場所がないかな」
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