AI暴走教室
「そうだな。木工室に行けば工具があるかもしれねぇ!」
一志が思いついたように大きな声で言い、大急ぎで取りに行く。
木工室は1階の端にある部活専用の教室だ。
鍵が開いているかどうか不安は残るけれど期待するしかない。
一志がいない間にも椅子でアクリルの箱を殴ったり、カッターナイフで少しずつ傷をつけてみたりした。
けれど箱はほとんど無傷のままだ。
やがてドタドタと足音が聞こえてきたかと思うと、一志がチェンソーを持って戻ってきたのだ。
使い古されているものだけれど刃は真新しいものがつけられているみたいで、真っ白な電球の下でギラギラと光を放っている。
「木工室が開いてたのね」
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