AI暴走教室
一志が叫ぶと同時にチェンソーが床に落下した。
スイッチが切れて辺りが静まり返る。
「一志、どうしたの?」
真由美が心配しながら近づいていくと、一志は顔をしかめて右腕を押さえた。
「また電流を流しやがった」
憎々しげにつぶやく一志の右腕から血が出ているのがわかった。
もう何度も同じ場所に電流を流されているため、どんどん深い傷ができているみたいだ。
「今度はオレがやる」
一志に変わって良がチェンソーを手にする。
けれど少しアクリルの箱に押し当てただけで電流を流されてしまった。
「これじゃ箱を壊すことができない……」
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