AI暴走教室
保健室の中には呼吸をするのも苦しくなってしまうほどの重苦しい雰囲気が漂っている。
それは良への指示が原因だったことは明白だった。
今までは半死半生になりながらも助け合い、励ましあって指示をクリアしてきた。
だけど今回は違う。
仲間同士の信頼を打ち砕いてしまうような指示がでてきるからだった。
誰も信じられない。
そんな空気が漂っている。
「うぅ……」
ベッドからうめき声が聞こえてきて視線を向けると、一志が薄めを開けていた。
「おい、大丈夫か?」
近くにいた良がすぐに声をかける。
「頭が……」
一志は顔をしかめて頭に触れる。
「あまり触らない方がいいぞ。手当したけど、傷が深かったから」
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