AI暴走教室
「良、お前が誰も殺せないなら、俺が殺してやる」
一志の言葉に良が息を呑むのが聞こえてきた。
すぐにやめさせないといけないと思うのに、体が動かない。
「うっ」
真由美が苦しそうにうめき声を上げて天井へ顔を向けた。
細くて白い首に汗が流れていくのが見えた。
こんなときなのに、キレイだと感じてしまう、それほどまで真由美は美しかった。
一志が覚悟を決めて更に指先に力を込めたときだった。
《今回の指示は小出良さんへ向けたものです。勝手なことをしないでください》
スピーカーからそんな声が聞こえてきたと同時に一志の電流が流されていた。
一志は真由美の首から両手を離し、その場に崩れ落ちてしまった。
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