AI暴走教室
「くそ! くそ!」
と何度も何度も床を拳で殴りつける。
行き場のない怒りをどうにか発散させようとしている。
そんな一志の前で真由美は「ごめんなさい」と、謝り続けていたのだった。

☆☆☆

スマホで時間を確認したら夜の11時近くになっていた。
外の様子はわからないけれど、もうすっかり暗くなっているはずだった。
スマホの電波が入れば心配している両親からのメッセージや着信もあったことだろう。
「お父さんとお母さんの声が聞きたい」
落ち込む声夜のトイレに少し響いて消えていく。
グスッと鼻水をすすり上げて、手洗い場で顔を洗ってハンカチを取り出した。
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