AI暴走教室
「もういいだろ夏季。こいつはおとなしいふりをして、本当はとんでもない悪人だったってことなんだ」
一志が吐き捨てるように言って倒れている真由美を助け起こした。
真由美も意識を失っていたようだけれど、うっすらと目を開ける。
「一志……?」
「真由美、大丈夫か?」
「一志、無事だったのね!?」
真由美が一志に抱きついて嗚咽する。
色々とあったけれど、このふたりなら大丈夫そうだ。
「わたしはあんたたちを苦しめたかった。わたしと同じ気持ちになればいいと思ってた」
そこまで言った佳代が突然ゴフッと血を吐いた。
口の端からボタボタと鮮血が落ちていき、床に両膝をつく。
「佳代!!」
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