AI暴走教室
そう言いおいて廊下の反対側まで走った。
近くにいた佳代があとからついてきて一緒にシャッターを上げようと手伝ってくれたけれど、こちらも少しも動かない。
「なにかの原因でAIが暴走しているのかも」
シャッターから手を離して佳代が呟く。
「そんな。私たちここに閉じ込められちゃったの?」
「わからない。けど、先生が急に倒れたのは鎮静剤を打たれたからだと思う」
佳代の言葉に私は自分の右腕に光る腕輪を見つめた。
月に一度メンテナンスが行われるこの機器には様々な用途がある。
パニック状態になった人を一旦鎮めるための役割があってもおかしくはない。
「でも、先生は別にパニックになってはなかったよね?」
近くにいた佳代があとからついてきて一緒にシャッターを上げようと手伝ってくれたけれど、こちらも少しも動かない。
「なにかの原因でAIが暴走しているのかも」
シャッターから手を離して佳代が呟く。
「そんな。私たちここに閉じ込められちゃったの?」
「わからない。けど、先生が急に倒れたのは鎮静剤を打たれたからだと思う」
佳代の言葉に私は自分の右腕に光る腕輪を見つめた。
月に一度メンテナンスが行われるこの機器には様々な用途がある。
パニック状態になった人を一旦鎮めるための役割があってもおかしくはない。
「でも、先生は別にパニックになってはなかったよね?」