AI暴走教室
「うん……」
佳代はそのまま黙り込んでしまった。
「くそっ! どうなってんだよ」
一志が廊下の窓へと近づいて外の様子を確認している。
同じように外を見てみると、グラウンドにはもう誰も残っていないことがわかった。
普段ならまだ部活動をしている時間なのに。
「とにかく、助けを呼ばないといけないわよね」
真由美が青ざめた顔で言う。
しかし、外が見えている窓もしっかりと施錠されてしまっていて開くことができなかった。
「スマホも使えないんじゃ助けを呼ぶのは難しいな。よし、模造紙にSOSを書いて窓に貼り付けてみよう」
良がそう提案して2年A組に戻ろうと窓枠に手をかける。
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