AI暴走教室
突然廊下のスピーカーがジジッと音を立てたのだ。
全員の視線が天井に取り付けられているスピーカーへ向かう。
《みなさまこんにちは! ワタシはAIです》
甲高い声が廊下に響く。
一志が立ち上がり、怪訝そうな表情を浮かべた。
《これからワタシは、みなさまの夢を叶えるためのお手伝いをします》
「夢を叶える?」
良が私に顔を向けてそう聞いてきたので、首を左右に振って答えた。
私にもAIがなにを言っているのかさっぱりわらからない。
なおかつ、ついさっきまで教室で夢について語り合っていたことを聞かれていたんじゃないかという不信感が募る。
《最初は天野一志くんの夢を叶えるお手伝いをします》
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