AI暴走教室
一志が真由美の肩を抱き寄せて「大丈夫」と安心させようとしているけれど、真由美の顔は青白いままだ。
「これで終わると思う?」
私はなにか考え込んでいる良へ向けて聞いた。
良は顔をこちらへ向けて首をふるだけだった。
一志と佳代だけがひどい目に遭う理由がわからない。
それなら、ここに閉じ込められている全員がターゲットになっていたほうがまだ納得のできることだった。
「夏季の夢は教師だったよな?」
「うん。良はみんなのために役立つことがしたい。だったよね?」
「あぁ。それから真由美はモデル。オレの夢だけ曖昧なんだよな」
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