AI暴走教室
「それなら佳代の夢も同じようなものじゃない? 佳代にとって健康になりたいっていうのは本心からの夢だけど、私達からしたらあまりピンと来ないし。きっと、どんな夢を持っているかは関係ないんじゃないかな?」
曖昧な夢である分、なにが起こるのか予測できない恐怖心はある。
もしも次が良の番だとすれば、一体どんなことをさせられるのか。
考えてみても検討もつかなかった。
「少し、立ち上がってみる」
私と良がこそこそと会話している間に、一志がベッドから降りようとしていた。
両足の先には包帯が巻かれていて痛々しいけれど、もう出血は停まっているみたいだ。
「無理しないでね?」
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