AI暴走教室
佳代をのぞいた全員で廊下へ出てみれば、そこには真由美の身長と同じほどの高さのある平均台が設置されていたのだ。
「なにこれ……」
思わず呟き、後退りをした。
平均台は高さがあるだけでなく、廊下の端から端までの長さがある。
見たことのないほど長いものだったのだ。
《モデルを夢見ている中谷真由美さん、ワタシにおまかせください! モデルになるために美しい歩き方を練習するため、平均台を用意しました》
「こんなの高すぎるわよ!」
真由美が反論するが、AIは聞く耳を持たない。
《端から端まで歩いてください》と、命令を出すばかりだ。
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