AI暴走教室
「きっと、真由美なら夢を叶えることができるよ」
「ありがとう」
微笑む真由美のまぶたが重くなってきているのがわかった。
痛み止めを飲んだから、眠気が来たんだろう。
一志のように少し眠ればきっとよくなる。
「真由美はここで横になってて。次は私か良の番だと思うから」
「夏季は大丈夫?」
そう聞かれて一瞬返事に詰まってしまった。
決して大丈夫なんかじゃない。
だけど笑顔で頷いた。
一志も佳代も真由美も頑張ったんだ。
私だけが泣き言を言うわけにはいかない。
例えどんなひどい指示が出ようとも、やってのけなければ。
< 78 / 171 >

この作品をシェア

pagetop