AI暴走教室
「大丈夫。なにがあってもオレが一緒にいるから」
良の言葉にコクリと頷く。
そしてA組みの教室に一歩踏み入れた時、なにも書かれていなかったはずの黒板に文字が書かれているのが見えた。
「なんだこれ」
良が怪訝そうな顔でその文字を見つめているが、私にはすぐになにか書かれているのか理解できた。
「これ、高校3年生レベルの問題だよ」
国語数学科学の三科目が出題されている。
私はゴクリと唾を飲み込んで良から手を話し、黒板の前に立った。
問題を見た瞬間にわかった。
次の指示は私に出されるものだと。
「高校3年生の問題? どうしてそんなものが……」
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