僕の父親はコックリさん
「うん。わかった」
 妖の言葉に幾分安心した様子で克彦は頷いたのだった。

「この三人で歩くのは新鮮だな」
 岐路を歩きながら洸平が言った。太陽は西に沈み始めてい周囲はオレンジ色に染まってきている。
「いつもは四人だもんな」
 妖が克彦の姿を思い出して答える。ホラースポットへ行くときも大学内でも四人でワンセットという感じだ。
「あいつには厳しくいかないとダメだ」
 洸平が腕組みをして吐き捨てるように言う。
 確かに、克彦はいつでも花子花子で、動画撮影のことがそっちのけになってしまうことが多い。けれどそこまでひとりの人に思いを寄せることができるのは羨ましいことでもある。
「あれ?」
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