僕の父親はコックリさん
説明しながら窓を開ける。そのときだった。気絶して静かになっていたと思っていた正雄の体がビクビクと痙攣を始めてふたりは警戒した。
正雄は目を閉じたまま手足を動かし、床を叩きつけている。
「おい、大丈夫かよ」
洸平は心配しながらも近づけないでいる。
「正雄?」
妖が声をかけても返答はない。
あまりよくない状況なのかもしれない。
そう察知して妖は再びお守りを握りしめる。この夏に慎重したばかりでご利益がたっぷり籠もっているお守りだ。きっとどうにかしてくれる。
「もしかしたら、正雄の中のキツネが外へ出ようともがいているのかもしれないな。このウルフ尿の匂いに反応して、苦しんでるんだ」
正雄は目を閉じたまま手足を動かし、床を叩きつけている。
「おい、大丈夫かよ」
洸平は心配しながらも近づけないでいる。
「正雄?」
妖が声をかけても返答はない。
あまりよくない状況なのかもしれない。
そう察知して妖は再びお守りを握りしめる。この夏に慎重したばかりでご利益がたっぷり籠もっているお守りだ。きっとどうにかしてくれる。
「もしかしたら、正雄の中のキツネが外へ出ようともがいているのかもしれないな。このウルフ尿の匂いに反応して、苦しんでるんだ」