僕の父親はコックリさん
妖がスマホ画面で時間を確認すると、一コマ目が始まる十五分前になっている。そろそろ出ないと本当に遅刻してしまう。油揚げの片付けのせいで単位を落としたなんてシャレにもならない。
「悪いな正雄」
妖が正雄の肩をポンッと叩いて玄関へ向かう。
「そんなぁ、まじかよぉ」
糸をひくような正雄の悲痛な声が後方から聞こえてくる。けれどもう自分たちの役目は果たしたのだ。あとは正雄本人に頑張ってもらうしかない。
外はとても天気よく晴れていて日差しが眩しい。
「今日もまたいいことしちゃったなぁ」
洸平は言いながら小型カメラを取り出してチェックしている。
「なんだそれ」
「悪いな正雄」
妖が正雄の肩をポンッと叩いて玄関へ向かう。
「そんなぁ、まじかよぉ」
糸をひくような正雄の悲痛な声が後方から聞こえてくる。けれどもう自分たちの役目は果たしたのだ。あとは正雄本人に頑張ってもらうしかない。
外はとても天気よく晴れていて日差しが眩しい。
「今日もまたいいことしちゃったなぁ」
洸平は言いながら小型カメラを取り出してチェックしている。
「なんだそれ」