僕の父親はコックリさん
帰宅してカバンの中のものもそのままにして眠ってしまったため、音は内ポケットから聞こえてきている。動くのが面倒でそのまま無視してしまおうかと考えたが、急ぎの用事かもしれないと思い直して体を起こす。
スマホ画面に表示されいてたのは実家の母親の番号だった。母親がひとり暮らしの子供に電話をかけることは珍しいことではないが、ここ最近父親が不在になっていることもあり、妖はすぐに目が覚めてしまった。
「もしもし?」
寝起きのくぐもった声が出た。
『妖? 寝てたの?』
「うん。なにか用事?」
『今日黒羽さんから連絡があったわよ。新しいお守り、受け取っておいたから』
スマホ画面に表示されいてたのは実家の母親の番号だった。母親がひとり暮らしの子供に電話をかけることは珍しいことではないが、ここ最近父親が不在になっていることもあり、妖はすぐに目が覚めてしまった。
「もしもし?」
寝起きのくぐもった声が出た。
『妖? 寝てたの?』
「うん。なにか用事?」
『今日黒羽さんから連絡があったわよ。新しいお守り、受け取っておいたから』