僕の父親はコックリさん
「なんだそれ」
洸平が右手に麦茶のグラスを持ったまま興味を示して顔を寄せてくる。妖はお茶をこぼされても濡れないように、少しだけ身を引いた。
小さな袋から取り出したのは赤いお守りだ。金色で刺繍が施されているが、それはなんと書いているのか読めない。文字のようにも、柄のようにも見える。
「お守りだよ」
「お守りって、妖はずっと持ってなかったか?」
洸平に聞かれて妖は首からさげているお守りをテーブルの上に置いた。それにも同じ文字のようなものが入っているけれど、実は仮で持たされていたものだったのだ。
洸平が右手に麦茶のグラスを持ったまま興味を示して顔を寄せてくる。妖はお茶をこぼされても濡れないように、少しだけ身を引いた。
小さな袋から取り出したのは赤いお守りだ。金色で刺繍が施されているが、それはなんと書いているのか読めない。文字のようにも、柄のようにも見える。
「お守りだよ」
「お守りって、妖はずっと持ってなかったか?」
洸平に聞かれて妖は首からさげているお守りをテーブルの上に置いた。それにも同じ文字のようなものが入っているけれど、実は仮で持たされていたものだったのだ。