僕の父親はコックリさん
 偽物というわけではないのでちゃんと効力はある。けれど今回妖が準備してもらったお守りに比べるとそのちからは弱かった。年々自分の力が強くなっていると感じている妖はもう少し強力なお守りを持ちたくて、お願いしていたのだ。
 そのお守りには最初から白くて長い紐がついていて、首からぶら下げられるようになっている。妖のために作られた特別なものだということがわかった。
 洸平がお守りを下げる妖を見て一瞬顔をしかめ、居住まいを正すふりをして距離を開ける。
「そんなことより、イジメられてたんだな」
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