僕の父親はコックリさん
 更に言えばただのキツネじゃない。こっくりさんだ。そんな恐ろしい存在とお付き合いなんてできるはずもない。
 男はムッとした表情になって腕組みをした。なにか考え込むように視線を下に向けてる。
 怒らせてしまったんだろうか?
 そう思い緊張から唾を飲み込む。こっくりさんに失敗してしまうと、取り殺されてしまう。そんな都市伝説を思い出して血の気が引いていく。
 そもそもこっくさんを終わらせることに失敗しているし、みんな十円玉から指を離して逃げ出してしまった。その上交際まで断ったら、本当に殺されるんじゃ……? 
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