僕の父親はコックリさん
 肝心の問題はそこだった。父親が一役噛んでいるのかどうか気になるところだ。
 すると志門は急に軽い笑い声を上げた。
「お父さん、こう見えても妖狐の中じゃ格上なんだよ」
 突然言い出したことに妖は怪訝な表情を浮かべる。
 自分の父親の位なんて、しかも妖狐としての立ち位置なんて知るはずもない。
「それがどうしたんだよ?」
「だからさ、キツネたちはお父さんをご神体としてここに置いておくことでも、寺を立て直そうとしたんだよ」
 御神体として。
 その言葉に妖はギョッと目を見開いた。
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