僕の父親はコックリさん
 克彦は三階にある作業部屋から一階まで降りると、そのまま敷地の外へ向けてあるき出した。校内には喫茶店や学食もあるけれど、夏休み中の今は品揃えが悪い。そのため最寄りのコンビニへ行くみたいだ。
 青い看板のコンビニに入っていく克彦を見とどけたふたりは低い看板の陰に隠れて出てくるのを待つことにした。
 編集作業中の飲み物といえはエナジードリンク。食べ物と言えば頭の回転を良くする糖分が定番で、克彦はお気に入りの商品をリピートして買う癖があった。同じ商品を長く愛するあたりは花子への気持ちと似ているところがあるかもしれない。
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