傲慢すぎる警視に衛られて愛される
14章
夜になり退勤時間となった対策係。
竹内がリュックを背負った。
「お疲れ様でした」
「お疲れ様です」
ドアが閉まると、部屋に愛ひとりになった。
キーボードを叩く音だけが響く。
どのくらいそうしていただろうか。
しばらくしてドアが開く音がした。
ちらっと見ると、逢坂がコーヒーを持って入ってきた。
愛と目が合いそうになって、逢坂は視線を外してソファに座る。
資料を広げてコーヒーを飲み始めた。
愛は手を止めて、逢坂の方を向いた。
逢坂は気がつかないふりをしている。
「逢坂さん」
「ダメだ」
「まだ何も言ってないじゃないですか」
「囮以外はやらない」
愛はぎゅっと拳を握った。
愛と逢坂2人きりの部屋はとても静かだった。
「逢坂さんは、なんでそんなに事件にすることにこだわるんですか」
「警察だからだ。事件が起きた、捜査する。それが警察だ」
「そうですけど、他の方法を考えたっていいじゃないですか、そのための対策係でしょ?」
「他に方法はない。犯人を捕まえることがすべてだ」
「でも事件を起こさせるのは、何か違う気がします」
逢坂が立ち上がった。
(話を終わらせるつもりだ)
「待ってください」
逢坂が愛を睨みつける。
「お前と話しているとイライラする」
「ちゃんと聞いてください。先輩でしょ」
逢坂がむっとする。
竹内がリュックを背負った。
「お疲れ様でした」
「お疲れ様です」
ドアが閉まると、部屋に愛ひとりになった。
キーボードを叩く音だけが響く。
どのくらいそうしていただろうか。
しばらくしてドアが開く音がした。
ちらっと見ると、逢坂がコーヒーを持って入ってきた。
愛と目が合いそうになって、逢坂は視線を外してソファに座る。
資料を広げてコーヒーを飲み始めた。
愛は手を止めて、逢坂の方を向いた。
逢坂は気がつかないふりをしている。
「逢坂さん」
「ダメだ」
「まだ何も言ってないじゃないですか」
「囮以外はやらない」
愛はぎゅっと拳を握った。
愛と逢坂2人きりの部屋はとても静かだった。
「逢坂さんは、なんでそんなに事件にすることにこだわるんですか」
「警察だからだ。事件が起きた、捜査する。それが警察だ」
「そうですけど、他の方法を考えたっていいじゃないですか、そのための対策係でしょ?」
「他に方法はない。犯人を捕まえることがすべてだ」
「でも事件を起こさせるのは、何か違う気がします」
逢坂が立ち上がった。
(話を終わらせるつもりだ)
「待ってください」
逢坂が愛を睨みつける。
「お前と話しているとイライラする」
「ちゃんと聞いてください。先輩でしょ」
逢坂がむっとする。