傲慢すぎる警視に衛られて愛される
控室のモニターに、動く影が映し出された。


「逢坂さん!」


竹内が声を上げた。

鳴海がインカムに向かった。


「逢坂! まだ動くな! 逢坂? 逢坂! 返事しろ!」


しかし次の瞬間ブチっ、と音が切れた。

インカムが沈黙した。


「逢坂ああぁぁぁ!」


鳴海の怒号が部屋の中に響いた。

同時に鳴海が外へ走る。

真理恵は画面から目を離せなかった。

モニターの中でタキシード姿の影が白いドレスに向かって走っていた。
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