傲慢すぎる警視に衛られて愛される
愛は逢坂の横顔を見た。
前を向いたまま逢坂は続けた。
「今日もお前が早坂とにこやかに話しているのを見て」
逢坂は恥ずかしそうに少し下を向き、言葉が詰まる。
愛はもっと聞きたくて一歩、踏み込んだ。
その時、くるっと逢坂が愛の方に振り返る。
何かを言おうとして逢坂が一瞬、口を閉じた。
愛は次の言葉を待った。
吐息と一緒に逢坂が言った。
「ぐわっと腹が立ったんだ」
「……」
「理由はわからない。でも気が付いたら身体が動いていた」
愛は飛び出しそうなほど心臓がドキドキしている。
逢坂の表情を見て愛はさらに驚く。
(逢坂さん……その顔、反則だよ……)
「それって――」
「衛!」
その時だった2人の会話をぶち破るように透明感のあるよく通る声が響いた。
2人は同時に振り返る。
女性が手を振りながら、こちらに向かって歩いてきた。
「朋……」
「え?」
逢坂のぽつりと言った名前に愛の胸がざわざわし始める。
前を向いたまま逢坂は続けた。
「今日もお前が早坂とにこやかに話しているのを見て」
逢坂は恥ずかしそうに少し下を向き、言葉が詰まる。
愛はもっと聞きたくて一歩、踏み込んだ。
その時、くるっと逢坂が愛の方に振り返る。
何かを言おうとして逢坂が一瞬、口を閉じた。
愛は次の言葉を待った。
吐息と一緒に逢坂が言った。
「ぐわっと腹が立ったんだ」
「……」
「理由はわからない。でも気が付いたら身体が動いていた」
愛は飛び出しそうなほど心臓がドキドキしている。
逢坂の表情を見て愛はさらに驚く。
(逢坂さん……その顔、反則だよ……)
「それって――」
「衛!」
その時だった2人の会話をぶち破るように透明感のあるよく通る声が響いた。
2人は同時に振り返る。
女性が手を振りながら、こちらに向かって歩いてきた。
「朋……」
「え?」
逢坂のぽつりと言った名前に愛の胸がざわざわし始める。